お友達とすぐにケンカしてしまう。おもちゃを貸せない子はどうすればいいの?

仲良し

どうしてお友達と仲良く遊べないんだろう

児童館や公園に行くと、よくあるのが「おもちゃの貸し借りトラブル」。

大人としては、仲良くおもちゃをシェアして遊んで欲しいところですが、子どもたちはそんなことお構いなし。

おもちゃを取られて泣いたり、逆に相手を泣かせてしまったり……。

「うちの子は、どうしてお友達と仲良く遊べないんだろう」と落ち込んでしまうママも多いと思います。

■どうして仲良く遊べないの?

2、3歳くらいの子は、自我は芽生えていますが、まだまだお友達の気持ちを考えたり、上手に相手と交渉したりということができません。

お友達の存在を認識し始めるのは、幼稚園の年中さん。相手の気持ちを考えることができるようになるのが、年長さん頃だと言われています。

年中さんでも、自我と自我のぶつかり合いでケンカするのですから、未修園児がお友達と上手に遊べないのは当たり前。
「うちの子、コミュニケーション能力がないのかしら」なんて、心配しなくても大丈夫ですよ。

■おもちゃの貸し借りを教えよう。シチュエーション別☆親の対処の仕方

1.自分の物

・公園などの公共の場所

砂場などで「スコップを貸して」とお願いされた時。
親が勝手に「いいよ、どうぞ」と貸すのではなく、子どもに「貸してあげる?」と聞いてみましょう。

こころよく「いいよ」という時もあるし、「僕のだからいやだ」と貸さないことも。

和を尊ぶ日本人は、「そんなイジワル言わずに、貸してあげなさい」とつい叱ってしまいますが、これって本当に子どものためになるのでしょうか?

私もやってしまいましたが、自分の子にガマンをさせて、他人の子を優先するのも、おかしな話ですよね。

自分の物なのですから、嫌なら貸さなくてもいいのです。

ただし、相手の子に

「これはこの子の物で、貸したくないんだって。ごめんね」

と、代わりにちゃんと説明してあげましょう。

逆に、貸していたものを返してもらいたい時も、
「これはうちの子のものだから返してね」
とはっきり言って返してもらいましょう。

・自宅

せっかくお友達を招待したのに、「これは私のだからダメ!」と何も貸さなかったら、お友達もかわいそうだし、ママも気まずいですよね。

「せっかく来てくれたのに、おもちゃ貸してあげなかったら、○○ちゃん、もううちに遊びに来てくれないかもよ」

と、ちょっと脅しつつ説得を。

それでもダメだったら、お友達には別の遊びを提案しましょう。
最初から自分の子がおもちゃを貸せないと分かっているなら、お友達にはおもちゃ持参で来てもらいましょう。

2.公共の物

自分のものではないのだから、子どもにも「譲る」と言うことを教えなければいけません。

長く遊んでいるなら「もう少ししたら、お友達に譲ってあげようね」と言い聞かせましょう。

まだ、使い始めたばかりで子どもが満足していないのなら、「今遊び始めたばかりだから、もう少し待っててね」と相手の子に説明を。

3.他人の物

他人の物は、その持ち主の言うことに従いましょう。

貸してくれると言うなら、きちんとお礼を言って借り、ダメなら「これは、◯◯君のもので、今はダメなんだって」と子供に説明して、諦めさせましょう。
泣きわめいて手がつけられないときは、いったんその場を離れて、落ち着かせて。

まとめ

各家庭で教育方針も違うので、対応が難しいおもちゃの貸し借り。

でも、子供もこういうトラブルを経験しながら、お友だちと上手に付き合うスキルを身につけていきます。

ケンカを恐れず、どんどんお友だちと関わっていきましょう。