【O脚・転びやすい】「くる病」の意外な3つの原因と予防のための基礎知識

くる病・O脚

最近ニュースで話題になっていましたが、ここ近年、子どもの間で「くる病」が増えているそうです。
あまり聞き慣れない「くる病」という病気、いったいどんな病気なのでしょうか?

「くる病」ってなに?

血中のビタミンDが不足することによって、骨が軟らかくなってしまう病気です。
骨が柔らかいため、O脚になりやすく、歩いてもよく転んでしまいます。

1、2歳の子の場合、足を伸ばした状態でかかと同士をつけたとき、膝が3センチ以上開いているなら、要注意です。

どうして「くる病」になるの?

戦後は食糧事情の悪さから多かった「くる病」。
飽食の時代なのに「くる病」が多くなったのはなぜなのでしょうか?

1.母乳育児

免疫や栄養が豊富な母乳。現代ではミルクよりも母乳育児が推奨されています。
でも、じつは母乳には不足している栄養分も。
ミルクに比べて、母乳にはビタミンDが足りないのです。
なので、母乳のみで育てている赤ちゃんは、ミルクの子に比べて、ビタミンD不足になりやすいのです。

2.日光浴不足

ここ近年、紫外線による皮膚がんのリスクや、熱中症の危険について、よく取りざたされています。
そんな情報を聞いたママの中には、赤ちゃんを日に当てないようにしている人もいるのでは?

人間は、日光を浴びることにより、体の中でビタミンDを作りだすことができます。
皮膚がんや熱中症を恐れて屋内ばかりにいては、ビタミンD不足になってしまいます。

3.アレルギーの除去食

これも近年多くなってきた食物アレルギー。
中にはアナフィラキシーショックで死亡する例もあることから、食事に過敏になっているママも多いと思います。

本当にアレルギーがあるのなら仕方ないですが、卵や魚にはビタミンDが含まれています。
過剰にこれらの食材を避けるのはやめましょう。

「くる病」を予防するためには

上に書いたように、原因はビタミンD不足と日光浴不足です。
母乳育児をしている人は、離乳食期にはビタミンDの含まれる魚や卵を食べさせたり、たまにはミルクを飲ませたりしてみましょう。

ビタミンDとカルシウムを一緒に取ると、骨の成長にとてもいいので、チーズなどの乳製品も一緒に食べさせてあげるといいですね。

あまり日に当てすぎるのもよくありませんが、適度な日光浴も大切です。
直射日光の強すぎない時間を選んで、少しおひさまの光を浴びさせてあげましょう。

中には、食物アレルギーで卵や魚を食べることができない子もいると思います。
そんな時は、迷わずお医者さんに相談してください。
ビタミン剤を処方してもらって「くる病」が改善した子もいるそうです。

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
極度にアレルギーを心配したり、日光から遠ざけたりせず、バランスのよい生活を送ってくださいね。