【離乳食が始まったら要注意】子供の食物アレルギー<食材と対策>について

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今や赤ちゃんの10人に1人が【食物アレルギー】だといわれています。

原因となる食材は様々ですが、このような症状が見られたら、その食べ物によるアレルギーを疑った方が良いかもしれません。

<食物アレルギーの主な症状>

■皮膚のブツブツ・乾燥・かゆみ

■目の周りが赤く腫れる・かゆみ・目の充血

■下痢・嘔吐

■激しいせき・タン・くしゃみ・鼻水・鼻づまり

早い子で生後2か月頃からこれらの症状があらわれます。
まだ離乳食も始まっていないことから、ママたちは「妊娠中や授乳中に自分が食べた物が原因かも」と悩んでしまうかもしれませんが、そうとは断言できないですよ。

両親がアトピーや強い食物アレルギーの場合は別にして、「毎日卵ばかり食べている」といった偏食でない限り、検査する前に自己判断で食べ物を抑制するのは良くありません

ただの湿疹でも早めの対処が必要

赤ちゃんが上記のような症状を見せたら、ハウスダストや乳児湿疹の可能性も考えられるので、まずはお部屋をキレイに保って皮膚を保湿してあげてください。

乳児湿疹はニキビのようなブツブツが顔や頭にできるものですが、これは洗顔と保湿が大事。小児科や皮膚科でもらえる『ヒルドイド』などの、医療用保湿クリームがおススメですよ。

放置していると、それがアトピーや慢性のアレルギーに移行してしまうので、早めの対処が肝心です。

離乳食は最新のガイドラインを参考に!

生後5、6か月頃から離乳食をスタートさせるママが多いと思いますが、食物アレルギーの症状に注意が必要なのはこの頃から。

直接口から摂取する食べ物が最もアレルギー反応を強く見せるので、とくに自分や旦那さんにアレルギーがある場合は、赤ちゃんが重症化しないよう慎重になりましょう。

子育て中はママやパパのお母さんなどが色々アドバイスをくれると思いますが、昭和時代のやり方をすべて鵜呑みにはしない方がいいですよ。

なぜなら、2007年に厚生労働省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」という育児のガイドラインが、昭和時代の考え方と180度変わっていることも多いためです。

このガイドラインは昨今の食糧事情や育児環境に合わせて作られたもので、離乳食に関しても昔より遅くスタートさせることが推奨されています。

それは生後5、6か月以前にミルク以外の物を摂取させると、食物アレルギーを発症させる可能性が高い判明したためで、【離乳前の果汁の必要性】や【離乳食の量】【初期・中期・後期といった区分】などの表記もなくなりました。

 

食物アレルギーの原因と対策

 

プリント

では、赤ちゃんを食物アレルギーにしないためには、どうすれば良いのでしょうか。

アレルギーの原因は、すべてが解明されているわけではありませんが、ひとつは赤ちゃんの未熟な腸の中が大人と比べて消化酵素や菌が少なく、食べ物を消化しきれないために【異物反応】が起こるからだといわれています。

そのため、成長とともに腸内が発達していけば、徐々にアレルギーがなくなっていく子供が多いのだとか。幼い内に対処しておけば、長期化・重症化せずに済みそうですね

アレルゲン食材を与えない

ポピュラーな対処法は、アレルギー反応を起こす食べ物を摂らない『食物除去』。病院できちんと検査をして原因食材を突き止め、食べられる年齢になるまで与えない方法です。

検査を行う前に素人判断でしてはいけないとされていますが、個人的には栄養バランスが崩れるような物でない限り、アレルゲンになりやすい食材や赤ちゃんが好まない物は、1歳くらいまで避けた方が無難だと思います。

食物の三大アレルゲンは【卵・牛乳(乳製品)・小麦粉】で、とくに卵と牛乳は1歳前後まで与えない方が良いといわれますが、その他の食材でもアレルゲンとなる物には個人差が大きいもの。

ひどい場合は【アナフィラキシーショック】といって、命にかかわることもあります。

初めての食材は『一日一さじ』を守る

赤ちゃんの食物アレルギーを探るには、離乳食を与える時に『初めて食べる食材は、一日一さじだけ』を守ることが大切。

また症状の多くは食後1~2時間であらわれるので、何かあった時すぐに病院へ行けるよう、初めての食材は【平日の午前中】に与えるようにしましょう。

とくに変わった様子が見られなかったら「その食材はOK」と考えて、少しずつ量を増やしていくといいですね。

 

三大アレルゲン以外のアレルギーを起こしやすい食材

上記の【卵・牛乳(乳製品)・小麦粉】の他にも、赤ちゃんがアレルギー反応を起こしやすい食材はたくさんあります。

あくまで個人差があるものなので、すべてを与えないようにする必要はありませんが、意識しておくだけで「もしもの場合」にすばやく対処できるはずですよ。

<気をつけた方が良い食材>

※以下は食物アレルギーの観点で気をつけた方が良い食材です。ハチミツや生水など「離乳食では絶対NG」である食材は含まれていませんので、注意してくださいね。

■ナッツ類・ゴマ・そば・山芋・魚介類・イクラなどの魚卵類・肉類・ゼラチン・大豆・バナナ・キウイフルーツ■

アレルゲン0の食材はほとんどない

これらの中には、例えばバナナや豆腐など、初期の離乳食として勧められている食材もあって矛盾しています。
けれど、食物アレルギーについて調べれば調べるほど、どんな食材でも全くアレルゲンのない物はないと思った方が良さそうだということが分かりました。

ですから、「絶対NG」とされている食材以外は、一さじずつから様子をみてみるしかありません。情報に惑わされず、赤ちゃんの様子をよく観察してくださいね。

 

食物アレルギーになってしまったら

 

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万が一、自分の子供が食物アレルギー反応を起こした時は、どこの病院の何科へ行けば良いでしょうか。

かかりつけの小児科医院でも大丈夫ですが、もし専門医を受診したい場合は、『日本アレルギー学会』のホームページから住んでいる地域の医師を探すことができますよ。

『一般社団法人 日本アレルギー学会』
http://www.jsaweb.jp/

 

<まとめ>

赤ちゃんの食物アレルギーは、上手に対処すれば成長とともに消えるため、あまり悲観する必要はありません。

「ごはんを食べることは楽しいこと」と思えるように、赤ちゃんが無理なく食べられる物を、美味しく食べさせてあげたいですね。

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