が、その上赤ちゃんも一緒となるとさらに大変です。
できれば、乳児を連れての引っ越しは避けたいところ。
ですが、転勤などのやむを得ない事情で、乳児を連れて引っ越しをしなければならないこともあるでしょう。
私も赤ちゃんが10ヶ月の時に夫の転勤で引っ越しをしなければなりませんでした。
その時の経験をもとに
赤ちゃんと一緒の引っ越しを上手に乗り切るポイントをご紹介します。
乳児を連れた引っ越しを上手に乗り切る5つのポイント
1,無理せずできるだけ人の手を借りる
通常でもおかあさんは、毎日の家事や赤ちゃんの世話で忙しいものです。
日常の家事・育児に加えて、引っ越し荷物の梱包や掃除などを全部自分でしようとすると、赤ちゃんと向き合う時間が少なくなってしまいます。
友人や実家の両親などの手が借りられる場合は、無理をせずに手伝ってもらいます。
引っ越しで環境が変わるのは、環境の変化に敏感な赤ちゃんには大きなストレスになることもあります。
赤ちゃんと向き合う時間を減らさないようにすることで、赤ちゃんも安心します。
手伝ってくれる人がいないような場合は、引っ越し屋さんに梱包をお願いしたり、専門の業者にクリーニングに入ってもらうこともできます。
お金はかかりますが、引っ越し準備はとても楽になります。
2,塩素系の漂白剤に注意する
お風呂場のカビ取り剤などの塩素系の漂白剤は、体には良くありません。
空気中に揮発するので、同じ家の中に赤ちゃんがいる場合は、掃除の際には特に注意が必要です。
赤ちゃんを散歩に連れ出している間にご主人にお掃除をしてもらう、実家などに赤ちゃんを預かってもらっている間に掃除をするなどの工夫をして
赤ちゃんが家にいない時に掃除をするようにしましょう。
3,離乳食は出来合いのものを活用する
引っ越しの際には、冷蔵庫は前日に電源を切って準備しなくてはなりません。
冷蔵庫の中もきれいに片付けなければならないため、手作りの離乳食を作ったり、作り置きを利用することは難しくなります。
そんなときは、手作りのものにこだわらず、市販のベビーフードなどを利用します。
でも、中には、ベビーフードを食べたがらない赤ちゃんもいます。その場合は、食パンを牛乳に浸したものや、バナナなども手軽に利用できます。
野菜が不足したり、食品が偏ったりしがちになりますが、引っ越しの前後の数日だけのことなので、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。
4,日程には余裕を持たせる
赤ちゃんは環境の変化に敏感です。引っ越しのときは環境の変化で体調を崩す場合もあります。
引っ越しの準備は出来るだけ早めに初めて、余裕を持って引っ越しできるようにしましょう。
また、転出後は数日実家などに滞在して、落ち着いてから新居に入る方が、赤ちゃんがストレスを感じないですむ場合もあります。
5,予防注射の日程を考える
1歳までにすませなければならない予防接種はたくさんあります。
注射と注射の間には一定期間あけなければならないので、ただでさえ、予防接種の日程のやりくりは大変です。
引っ越しが間に入る場合は、きちんと計画を立てて、やり忘れがないように気をつけましょう。
引っ越しでは赤ちゃんも疲れるので、できれば引っ越しの前後は予防接種をしなくてすむように計画を立てるようにしたいものです。
また、引っ越し後は、早めに転入先の市町村の該当窓口で、予防接種の用紙をもらうようにしましょう。
(たいていの市町村では乳幼児の医療費補助があるので、その手続きも早めにするとよいです。)
まとめ
- 【助けを借りる】自分たちで全部やろうとしない
- 掃除をするときは特に注意をする。最近の洗剤系は特に注意
- この時期だけは離乳食にはこだわるのはやめる
- 小さい子がいる場合は引っ越しは特に余裕をもって行う
- 予防接種のタイミングを考慮する必要があるのを忘れない
赤ちゃんを連れての引っ越しは、大変です。赤ちゃんのためにも、無理をせず手を抜けるところは手を抜いて、余裕を持って引っ越しをして下さい。