冬生まれの赤ちゃんの出産準備品の候補にあがるのが、「おしりふきウォーマー」。
おしりふきウォーマーとは、おしりふきをひと肌程度に温めてくれる保温器のこと。
冬はおしりふきが冷たくなるので、温めずにおしりをふくと、赤ちゃんは冷たくて、ビクッと反応!
冷たくてかわいそう、という親心から生まれた商品なのですが、
本当に必要なの?
コストパフォーマンスはどうなの?
温めないとどうなるの?
など、なくても困らないけどあったほうがうれしい、というものだけに、そろえるべきかどうか迷いますね。
私は子ども2人が冬生まれなのですが、2人目のとき購入しました。
実際使ってみた感想をまとめてみますね。
助産師さんいわく「夏でもウォーマーは必要」
2人目のときにウォーマーを購入したきっかけは、ある助産師さんの一言。
「おしりふきが冷たいと赤ちゃんがびっくりしちゃうでしょ。赤ちゃんに触れるものは基本的には人肌がいい。ミルクも人肌でしょ。おしりふきも人肌がベスト。夏でもおしりふきは温めたほうがいいのよ」。
ということなのでした。1人目のとき、たしかにひんやりしたおしりふきを使うのは抵抗を感じました。
そこで、2人目の出産にあたり、すぐ思い浮かんだのがおしりふきウォーマーの存在。
価格は2000円台~3000円台が相場です。
「寝ている赤ちゃんを起こさない」という、うたい文句にもひかれて購入してみました。
使ってみた結論は「残念!」
実際使ってみると、たしかにおしりふきは温まる、のですが…
空気にふれた瞬間、すぐ冷めてしまう
のです。
赤ちゃんのおしりにふれたときは温かくないんです。冷たくはないんですけどね。
おしりふきの厚みにも原因があったかもしれません、薄いと本当にすぐ冷めてしまいます。
この時点で、「使えないな」と思ってしまいました。でも、まあいいか、と使っていましたが
おしりふきが最後のほうになると、
水分がおしりふきのパックにたまっていて、おしりふきが乾燥しているのです。
水分が蒸発して、下にたまるのでしょうか、原因はわからないのですが、おしりふきは水分たっぷり、がいいですよね。
やっぱり「使えないな」と思ったのですが、使わないよりはいいかなと思って使っていました。
また、ほかの口コミを見ると、「(コンセントでつながっているから)移動できないのが不便」という意見もありました。
現在の最新モデルではコードレスタイプもありますが、4000円台と高価。
私は移動できない、という点は気になりませんでした。移動できるというだけで4000円台の出費はちょっとイタイかな、と思います。
ウォーマーより使えるのは、おしりふき用温水ポット
それからも、そのままウォーマーを使い続けていたのですが、ある日見つけたのが、おしりふき用の温水ポット。
主力商品は「あったかいdeシュ」です。
2000円台で購入でき、ウォーマーよりもリーズナブル。
うんちをしたとき、ぬるま湯をシュッシュしてあげて、おしりふきでふく、というものなんですが、これなら、
ふきにくいうんちも取れやすくしてくれるし、温かくて気持ちいいし、で一石二鳥。
口コミコメントを見ても、評判がすごくいいです。
私も購入を考えましたが、ウォーマーに温水に、とおむつ替えにそんなに力入れてどうする…、と自分に突っ込みを入れて、やめました。
この存在を知っていたら、ウォーマーではなくこちらを選んでいたと思います。
まとめ
おしりふきウォーマーの購入をお考えの方、いかがでしょうか。
個人的にはあまりおすすめできないのですが、やっぱり使いたいというのであれば、新品でなくても中古品(オークションなどで)で十分だと思います。
使っても3年、ですからね。
助産師さんに、「おしりふきは温めたほういい」と言われてすぐにウォーマーが思い浮かんだのですが、もう少し調べればよかった、と思っています。
さらにいえば、
手であたためたり、コットンをお湯につけたり
と、グッズを使わなくても同じ、いやそれ以上の効果が得られたのではないかとも思います。
便利グッズがあると、すぐ飛びついてしまいますが、まずはお金をかけずに工夫してできないか、ということを考えてみるといいですね。