今、抱っこで寝かしつけしていますか?
生まれてからずっと、抱っこで寝かしつけをしているうちに、赤ちゃんはどんどん成長していますよね。
重い…つらい…というときが必ずやってきます。
そんなとき、
いつまで抱っこして寝かしつけ?
抱っこしないで寝かせる方法ってあるのかな?
という疑問がわいてくるはずです。
答えを先に言うと
抱っこで寝かしつけ、は時期が来れば卒業できます。
なぜなら、たとえば保育園では、1才クラスともなれば、昼寝のとき一人ひとり抱っこで寝かしつけなんかしていられません。
お昼ご飯を食べたらお昼寝する、という習慣がついているので、昼食をすませると自分から布団に入っていきます。
ポイントは、習慣づけなんです。
ここでは、抱っこで寝かしつけの卒業どきと、別の寝かしつけの方法をまとめます。
1才になったら抱っこ以外の寝かしつけを
抱っこ以外で寝かしつけなんかできるの?と、子供が1才ごろのときの私は思っていました。
おふろに入れて、授乳、抱っこという流れができていたからです。
でも、1才ともなると体重が重く、寝かしつけの抱っこがとてもつらかったのです。そんなとき義母がひとこと。
「まだ抱っこで寝かしつけしているの?布団に寝かせて御覧なさい」。
えっ!抱っこしないでいいの?とびっくりしました。
周囲にも聞いてみると、やはり1才代はじめには布団で寝かせる、つまり抱っこしないで寝かせている人が多かったです。
なので、もうお子さんが1才代、ということなら、次のことをためしてみてください☆
絵本を読み聞かせて寝かしつけ
さて、いよいよ「抱っこしないで寝かしつけ」をはじめましょう。
もちろん、布団に寝かせるだけでは寝てくれません。
そこで、習慣にしたいのが絵本の読み聞かせです。
抱っこは、体を包まれることの安心感ですが、絵本の読み聞かせは、心を落ち着ける安心感を与えるものです。
お部屋を少し暗くして、添い寝しながら読んであげます。
このとき、読む本は1冊にしましょう。
わが家では、寝るまで読むことをしていたので、ひどいときは7冊や8冊読まされたことも……。
寝る前の絵本は1冊、というお約束をしておいたほうがいいですよ!
寝かしつけに向く絵本
先ほど、寝かしつけの絵本には物語が向くと書きました。なぜなら、遊んでしまうような絵本では、楽しくなってしまって、逆に目が覚めてしまうからです。
大好きな絵本、というのは前提ですが、
ちょっと難しいかな?と思うくらいの物語のほうが、よく寝ます(笑)。
つまらない授業だと居眠りしてしまう……という構造と同じですね。
面白いのだけど、ちょっとわからないところもある、くらいの物語のほうが眠くなります。
そして、あまりよくないのは
●こわい絵本
●しかけ絵本
●字を読むというより絵を読む絵本
●かがく絵本
●ナンセンス絵本
●テレビキャラクターの絵本
などです。自分から興味を持って読む本、というよりも、大好きな大人に読んでもらって楽しい本、というのがポイントです。
読んであげたら、子守唄を歌いながら背中をとんとんしてあげましょう。
ちょっと長めのお話にすれば、途中で寝息が聞こえてくることも(笑)。
わが家の例ですが、寝かしつけのときよく登場した(する)絵本は
●なかやみわさんの絵本(「そらまめくん」シリーズ、「どんぐりむら」シリーズなど)
●林明子さんの絵本(「はじめてのおつかい」「こんとあき」など)
●昔話や民話(日本、世界のものすべて)
などです。優しい絵柄と、心温まるお話が寝る前に読む絵本にぴったりです。
まとめ
いかがでしたか?
ちなみに、絵本を読んでもなかなか寝ない……という場合。
抱っこじゃなきゃまだダメ、と思う前に考えられるのは
1)昼寝が遅かった(16時までには起こしましょう)
2)外遊びがたりなかった(なるべく歩かせましょう)
などが考えられます。睡眠には生活リズムが大切、ですね。
絵本で寝かしつけられるようになると、夜がだいぶ楽ですよ!
ぜひ参考にしてください☆