外部の刺激から肌を守る「バリア機能」が未熟な赤ちゃん。
大気の乾燥が厳しくなるこれからの季節は、赤ちゃんの肌もカサカサになってしまいます。
大人なら、スペシャルな美容液やパックなどでケアできますが、赤ちゃんはどうすればいいのでしょうか?
まず思いつくのは保湿剤。
ベビー用の商品も、多数出ていますよね。
でも、
保湿剤って短時間で全身にしっかり塗るの、意外に大変じゃないですか?
しかも、
湯上り後のケアは湯冷めも心配
ですよね。
さらには、寝返りしたりはいはいしたりすると、保湿剤を塗るヒマを与えてくれませんね。
そこでおすすめしたいのが、
保湿効果の高い入浴剤を使ったスキンケアです。
どうして赤ちゃんのスキンケアに入浴剤?
次からご紹介します。
入浴剤があれば保温と保湿がまとめてできる!
お風呂に入ると体が温まり、血流がよくなることで毛穴が開きます。
そう、お風呂に入ると保湿成分が肌に入りやすくなるのです。
なので、保湿成分の高い入浴剤を使えば、お風呂につかるだけでスキンケアができちゃうのです。
赤ちゃんの肌を保湿するのはもちろん、一緒に入るママのお肌もまとめてケアしてくれるのもうれしいですね☆
赤ちゃんにもOKの保湿入浴剤
赤ちゃんに使ってもいい入浴剤はたくさんありますが、ドラッグストアで気軽に買えるものがいいですね。
代表的なものには以下のようなものがあります。
薬用ソフレ ベビーバスエッセンス
「バスクリン」発赤ちゃん用入浴剤。弱酸性で無香料。べにふうき茶エキス、オーガニックホホバ油などのうるおい保護成分入り。新生児もOK!
アトピタ 薬用保湿入浴剤
赤ちゃんの乾燥肌に着目したスキンケアシリーズの入浴剤。無香料、天然色素使用、防腐剤無添加。新生児からOK!
キュレル 入浴剤
乾燥性敏感肌を考えたスキンケアシリーズの入浴剤。潤浸保湿成分配合。
入浴剤を使うときの注意点
入浴剤を赤ちゃんに使うときは、ちょっとした注意が必要。以下の点をチェックしておきましょう!
1 3カ月からなら安心
新生児からOKとうたっている入浴剤以外は、3カ月ごろから使ったほうが安心。
というのも、赤ちゃん向けの刺激の少ない入浴剤とはいえ、生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとってもデリケートだからです。
使用目安を明言していない入浴剤なら、3カ月ごろから、を目安としましょう。
2 転倒に注意!
入浴剤を入れると、お湯がとろりとなめらかになります。悪く言えば、ヌルヌルして滑りやすくなります。
つかまり立ちやよちよちあんよのときは、とくに注意!
お風呂に入るときは抱っこして入りましょう。
3 使ってはいけない入浴剤
あまりおすすめできないのは、
●メントールなどの刺激成分が入っている
●発汗作用があるもの
●香料が強いもの
●2年以上経過した古いもの
などが挙げられます。肌への影響ももちろん心配なのですが、赤ちゃんは何かのはずみでお湯を飲んでしまうこともよくあること。
口に少しくらい入っても大丈夫、と安心できる入浴剤がおすすめです。
4 お風呂から出たらお湯で流さないで
入浴剤の保湿成分がせっかくお肌についているのに、出るときに湯をかけてしまっては、その多くが洗い流されてしまいます。
お風呂を出る前にゆっくり入浴し、そのまま出るようにしましょう!
5 最初は薄めからスタート
肌が弱い赤ちゃんの場合、かえって肌あれを起こしたらどうしよう、と心配なママもいますよね。
そんなときは、規定よりも薄めにして、それでOKなら少しずつ濃くする、という方法がおすすめです。
赤ちゃんの肌の様子を見ながら、濃さを調節してあげましょう。
また、目安は3カ月からと書きましたが、不安が残る場合は6カ月からにしてみようなど、「ママのカン」で決めましょう。
赤ちゃんの肌をいちばんよく知っているのはママですから!
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんと入れる入浴剤はほかにもたくさんあるので、ドラッグストアでチェックしてみてくださいね。
寒い夜はあったかお風呂がいちばん♪親子で楽しいバスタイムを♪