離乳食が完了すると、急に赤ちゃんから「子ども」らしくなりますね。
1才6カ月くらいになると、早い子では言葉が出始めるころですし、手指も器用になってきます。
そこで、気になるのが「お絵かき遊び」。
そろそろお絵かきさせたいな、というママ。
いつから?
どんなグッズがいい?
どんな働きかけが効果的?
なんてギモンが浮かびますね。そこで、今回はおすすめのお絵かきデビュープランを提案します!
簡単なお絵かきごっこなら、1才6か月ごろからでもOK
お絵かきには、
クレヨンなどを道具に使う
ことと、
大人の言っていることがある程度わかる
ほうが、楽しめます。
1才代だと、この2点はまだまだ未熟です。お絵かきが真の意味で楽しめるのは3歳前後からでしょう。
でも、「自分が手を動かすことで形が生まれる」ことや「色を楽しむ」といったことは、1才代でも楽しめます。
お絵かきというと、動物や車など好きなものを書いて楽しむイメージですが、1才代ではまだまだムリ。
点々やグチャグチャといったものしかまだ書けませんが、子どもは心からお絵かき遊びを楽しんでいます。
クレヨンはいつから?
お絵かき=クレヨンというイメージがありますが、クレヨンって意外に使うのが難しいのです。
でも、クレヨンは1才代や2才代前半の子にはおすすめできません。
なぜなら
筆圧のかけ方が難しい
力の入れ具合がコントロールできない1才代や2才代だと、ボキボキ折りまくります(笑)。
なめてしまう
そして、まだまだなんでもなめてしまう世代。一般に流通されているクレヨンはJIS規格による安全性が厳しいために、有害な成分が規制値以上に含まれていません。でも、なんか心配ですよね。
汚れがとれにくい
クレヨンは油性なので、服につくととれにくいです。
そこで、水で落としやすいクレヨン、やなめても安心な素材を使用したクレヨン、などが出ています。
しかし、ここで言いたいのは、これらのクレヨンは発色が悪いです。
力を入れても薄くって、手ごたえがないというか…
安心安全なのはいいのですが、描き応えがもう少しあるといいな、というのが個人的な意見です。
まずは手や指を使って!スタンプもおすすめ
クレヨンはまだ上手に使えなくても、お絵かきは楽しめます。
自分の手や指を自由に使うハンドペインティングなら、1才代でもOKです。
水性絵の具に手や指を使って、大きい紙に自由にお絵かき。大きい紙を用意したり、床が汚れないように新聞紙をしいたりなど、下準備がいりますが、子どもはとっても楽しめるはず!
もっと手軽なものとしてはスタンプ遊びです。
れんこんやいもなど野菜のはんこでもいいし、ペットボトルのキャップに好みの形に切った厚紙を貼ったスタンプでもいいです。
クレヨンは上手に使えなくても、スタンプならペタペタ押すだけなので気軽に楽しめます。
1才代でも楽しめるお絵かきグッズ
「お絵かきおもちゃ」も、対象年齢は1才6カ月からとしているものが多いです。
わが家でも大活躍したお絵かきボード「せんせい」。
磁気ボードにマグネットペンやスタンプでお絵かきができるおもちゃです。レバーをスライドさせるだけで消せるので何度でも繰り返し使え、手や服なども汚れません。
色は赤と黒しか出ませんが、手を動かすと形が生まれるという遊びは十分楽しめます!
そしてもう一つの定番が、「スイスイおえかき」。
専用シートに、水を入れたお絵かきペンを使って遊ぶお絵かきおもちゃです。
わが家では結局使ったことはないのですが、大きなシートにのびのび描けるというのは、いいなあと思います。
「せんせい」同様、繰り返し使えて、汚れないというのも魅力的ですね。
「スイスイおえかき」は1才からも使える「はじめてのスイスイおえかき」もありますが、シートのサイズが小さいので、「スイスイおえかき」がおすすめです★
まとめ
いかがでしたか?
1才代、2才代のお絵かきは「のびのび」がポイントだと思います。
汚れを気にしては楽しさ半減なので、汚れてもいい服装で遊ぶ、汚したくない場所ではしないなど、ちょっとした工夫をしましょう★
お子さんの表現力を伸ばすお絵かき遊び、どんどん楽しんでくださいね!