在宅で仕事をしている人や探している人なら誰もが知っている、クラウドソーシングの最大手「ランサーズ」。
デザイン、ウェブ制作など数多くの案件がありますが、未経験でもトライしやすいのは「ライティング」ではないでしょうか。
「ランサーズ」のライティングの仕事には
大きく分けると「タスク」と「プロジェクト」という2つの違うタイプの案件があります。
「ランサーズ」は未経験の方はまずタスクから、とおすすめしていますが、じつは思わぬ落とし穴も…!
今回は、この「タスク」にかかわるときに注意しておきたい3つの点をまとめてみます。
まず、タスクとは?
「ランサーズ」の仕事ページを見ると、案件名の横に「タスク」というタグがついています。
この案件はタスクですよ、という目印です。
タスクの案件は簡単にいえば単発の仕事。1つの案件につき〇円と値段が決まっていて、その場その場で仕事が完了していきます。
仕事の種類が豊富で、だれでも書ける日記風の記事から、専門分野に特化した記事まで求められるレベルの幅が広いのが特徴です。
そのため、未経験の方がトライしやすい、といえばそうなのですが、実際にタスクの仕事にとりかかるときは、気をつけなければいけないこともあります。
ギャラが安いものが多い
タスク案件のギャラを見ると、1件20円とか30円という「駄菓子しか買えない」レベルの安いものが目立ちます。
しかも、ここからランサーズ手数料が20%報酬から引かれるので、20円の仕事をした場合は4円引かれて16円に…
あまりに安い!と思いますが、あなたが未経験という場合は、タスク案件は「文章を書いてお金をいただく」ということはどういうことなのか、ということがわかる良い経験となります。
たとえ10円や20円でも、「他者が読む」ことを前提にした文章とはどういうものなのか、ということをタスクのライティングを通して身につけることができます。
時間制限がある
プロのライターに必須の条件が「時間厳守」。
タスクにも時間制限があり、案件ごとに違いますが、制限時間内に仕上げないと承認されません。
クライアントから承認されないと、報酬はありません。
厳しいようですが、これも未経験の方には「締め切り時間に納品する」というプロの感覚を身につける、良いレッスンとなります。
クライアントの承認がないと報酬はなし
時間制限が守られないと承認が得られませんが、内容的にクライアントが提示した条件を満たしていない仕事は承認されません。
承認されないと報酬がないのはもちろん、承認率が下がってしまうのです。
承認率とは、タスクのクライアントから承認された割合のこと。
承認率は95%以上をキープしておかないと、やりたい仕事に取り組めないことがあります。
クライアントが案件を発注する際、「承認率95%以上の方」という条件を提示するケースはすごく多いです。
じつは私、タスクで一度失敗して承認率は88%です。やりたいタスクは95%以上を指定することが多く、悔しい思いをしています。
承認される仕事とは?
では、承認されるにはどうすればいいかというと…
●自分の得意分野の仕事を選ぶ
●クライアントが提示する条件を熟読し、理解する
●時間制限を守る
に注意すればよいと思います。この中でいちばん難しいのが、「クライアントが提示する条件を熟読し、理解する」です。
わかりやすく、具体的に条件を提示してくれるクライアントならいいのですが、全てがそうとは限りません。
わからない場合は質問ができますので、わからないことをクリアにしてから仕事に臨みましょう。
私の場合、クライアントが提示する条件から、求めている原稿の方向性を読み取ることができませんでした。
どんなサイトに使う原稿なのか、質問しておけばよかったと、後悔しています。
まとめ
いかがでしたか?
「ランサーズ」のタスク案件は短時間ででき、未経験の方でもトライしやすい仕事が多数あります。
一件一件は正直「安い」ですが、レッスンを受けてお金がもらえるなんてラッキー、と前向きにとらえてはいかがでしょうか。
タスクに慣れてきたら「プロジェクト」に挑戦する自信もつくはずです。
次の機会に、初心者が「プロジェクト」案件にトライするとき気を付けたいことをまとめたいと思います★