近年、子どもの習い事の上位にあがっている「英語」。
2008年度から小学校5,6年生を対象に「外国語活動」として小学校からの英語教育がスタートしました。
2011年度には小学5年生から必修化になりましたが、ついに先日、文部科学省から2020年度から「小学校3年生から必修化」「小学校5年生から教科化」を完全実施することが発表されました。
そこで気になるのが、「幼少時からの英語教育」です。受験英語にひたすら時間と労力をさいた私自身、英語はやっぱり会話力がいちばん大切、と感じていました。
英語の習い事っていつからがいい?
どんな教室がいい?
といった思いがわきますよね。
わが子は4才から英語教室に行っていますが、その体験とともに「子供に英語」をさせるときのポイントをまとめてみました。
30分のレッスンを「聞ける」ようになったら
私は英語教育のプロでもなんでもないのですが、言語教育はやはり「聞く」ことから始まると思います。
何も話せなかった赤ちゃんが、周囲の大人の会話を「聞く」うちに、3才にはある程度日本語で会話できるようになっていますよね。
なので、しっかり講師の話を「聞ける」ようになったら、英語のはじめ時、といえるでしょう。
これは個人差がありますが、一般的には4才くらいになれば30分ほどのレッスンを聞くことができます。
英語教室の中には0才から、1才から、というところもあります。もちろん毎日英語のシャワーを浴びせてあげれば効果がありますが、週1回、1時間程度のレッスンを赤ちゃんに受けさせてもあまり意味はないと思います…。
ネイティブ講師は必須!
英語教室といいながら、日本人が講師をつとめている教室がたくさんあります。
私は、それはあまり意味がないと感じます。
たとえ、留学経験があったり、英語圏に住んでいたなどの経験があっても、です。
なぜなら、肌の色や眼の色、髪の色が違う外国人とふれあう、ということも英語の会話ではとても大切だからです。
外国人を見ると、ドキドキしてしまう日本人はたくさんいるのではないでしょうか。
外国人でも、日本人と変わらず自然に交流できる…そんな体験ができるのも英語教室のいいところです。
なので、ぜひ英語圏のネイティブ講師のいる教室を選びましょう!
毎日英語にふれる環境を用意
多くの英語教室は週1回です。
ですが、語学は「毎日ふれて、使う」ことで身につくものですよね。
週1回では、効果的に身につかないと思うのです。
なので、最低でも週2回、そして自宅でも少しでもいいから毎日英語にふれることが大切なのです。
ちなみにわが子は週3回のレッスンで、毎日英語のCDを30分聞いています。(Grapeseedというカリキュラムです)
Grapeseedが完璧とはいいませんが、受講から1年がたった今ではLとRの発音は使い分けられますし、リスニング力もついてきています。
幼少期から英語を始めるメリット
英語なんて、身につけたいと思ったら大人からでもできるのでは、と思う人も多いです。
英語を使わなくてはいけない環境になってから始めても何とかなる、という意見もあります。
もちろん、そうかもしれません。私自身、大学生になってから留学1年でもすれば身につくよ、と思っています。
でも、大学生になったとき「留学したい」と思うかどうかは、その時点で「英語が好きか」と思っているかに決まってくると思います。
子どものころから英語を嫌がらずに続けている子供は「英語が好き」という意識が身についています。
この「英語が好き」という前向きな気持ちを育てることが、子どものころから英語を習わせるメリットかな、と思います。
まとめ
いかがでしたか?
英語ができなくても、日本で暮らす分にはまったく支障はありません。
でも、英語ができることで世界が大きく広がる…ことは間違いありませんよね。たとえ英語を使う仕事につかなくても。
私は今、子どもが大きくなったら一緒に海外旅行に行って、通訳してもらうのが夢です(笑)。