子どもを連れての買い物や用事、当たり前のようにしていたけれど、ある程度子どもが大きくなると
「一緒に行かなくてもいいかも?」
という思いが、ふと浮かびませんか?
買い物や用事は一人で済ませたほうが断然らくですし、子どもによってはいちいちママに付き合うのを嫌がる子も。
でも、「留守番は〇才から」という規則や法律があるわけでなく、家庭ごとに違うものですね。
そこで、「うちの子が留守番できるのはいつから?」を検証してみましょう。
大部分の子は小学校4年生になればOK
最初に言っておきますが、留守番ができるかどうかはお子さんによってかなり違います。
園児でもできる子はできるし、小学生になってもできない子もいます。
しかし、一般的には小学4年生になればできると社会的に判断されています。
なぜなら、学童保育が小学校3年生までだからです。
小学校4年生になればある程度の時間、仕事でいない親のことを待てるという前提があるわけです。
でも、実際のところはもっと前から留守番しているお子さんが多いと思います。次は、私の体験談を紹介します。
年中で失敗して年長でクリア
わが家の話です。息子が年中(4歳)のとき、10分ほどで済む用事(長女のお迎え)があり、ささっと済ませたかったとき…
「ちょっとおうちで待てる?」と聞くと
不安そうな顔をしながらも
「うん」とうなずく息子。鍵を閉めて、「ピンポンが鳴っても出なくていいからね」と一言言って(ポイントです!)家を出ました。
10分後、家に戻ると、家の前で息子が泣いているではありませんか。
「こわくなって」と泣いていました。
すると、自宅前に住むおばあちゃんが出てきて、「すごい泣き声がして、見に行ったら家の前で泣いていたのよ。おばあちゃんと遊ぼうか、と言ったのだけど…」と怪訝そうに言われてしまいました。
「まだ、早かったか…」と肩を落としました。
そして、年長になってから。テレビを集中して見るようになっていました。テレビを見ていれば大丈夫かなと思い…
「買い物一緒に行く?」と聞くと
「行かない」ということも増えました。
テレビを見ていれば寂しさを感じることがないらしく、今では30分くらいなら留守番できるようになりました。
でも、息子はどちらかというと聞き分けがいい方だと思います(親ばかですかね)。
ほかの例では留守番させていたら、勝手に鍵を開けて近所に脱走してしまった、という話も聞きます。
安心なのはやはり小学校に行ってからでしょう。未就学児と小学生低学年の差は大きいです。
寝ている子を置いていくときは注意が必要
小学生や園児でなくても、子どもが昼寝をしているとき、ふと用事を思い出したり、用事を済ませようと思ったら寝ていた、ということがありますよね。
そんなとき、
「ちょっとならいいかな…」と置いていってしまったことはありませんか。
私は、あります。
10分で済む用事なのに、ぐっすり寝込んでいました。起こすとなると大変だし、機嫌が悪くなるし、かわいそう、と思ったのです。
昼寝の間抜けた失敗談はないのですが、これはかなりリスクが高いですよね。
起きたときにママがいない!という状況にパニックになること必至です。
とくに2歳後半~4歳くらいは注意が必要です。鍵をしめても開けることができます。
5歳の息子も、たまに昼寝をしてしまい、10分で済む用事(長女の習い事のお迎え)があるとき置いて行ってしまうことがあります。
そのときはドアに
「ママはすぐもどるからおうちでまってて」
と張り紙をしておきます。5歳ともなるとある程度字が読める子が多いですから、これは効果があると思います。
まとめ
いかがでしたか?
「なんていいかげんな母親なんだろう」という思う方もいらっしゃると思います。
でも、5歳の息子は、今では余裕で留守番しています。面白くない買い物の付き合いより、大好きなテレビを見ている方が時間を有効に使えますよね。
簡単ですが、「留守番できるかできないかチェックテスト」を作ってみました。参考にしてください★
1)文字が読める
2)テレビやゲームなど1人で集中できることがある
3)「外に出ない」「台所に入らない」「呼び鈴には対応しない」など決まりを守れる子である
4)親に頼まれてでなく、自分から「家にいる」ことを希望できる
5)泣くことが減り、気持ちを言葉で表現できる
以上、5つすべてがOKなら、留守番デビューできる可能性大です!
最後に、長時間になればなるほど当然リスクが増えますから、買い物や用事はなるべく早く済ませましょうね~!